発達障害とは?

発達障害

発達障害とは?

「みんな仲良く」
「みんな一緒」
 
こんな事が言われる世の中ですね。
 
その一方、人と同じになれないと発達障害と言われちゃいます。
 
こんにちは、この記事担当の みらい です。
この文章を書いている私自身、大人の発達障害の当事者です。
 
「学校に適応できないのはおかしい」と言う人がいます。
「大人になってから苦労する」と、わかりもしない未来の事を言う人がいます。
でも、本当にそうなんでしょうか?
 
このサイトでは、発達障害の人達の困りごとについて見つめつつ、工夫する方法や世の中の勘違いについても取り上げて行く予定です。
 
 
発達障害は主にADHD・ASD・LDの3種類あります。
 

①ADHD(注意欠如多動症)

ADHDの人は以下の3つの症状があると言われています。3つ全部ある人もいれば1つか2つの人もいます。
 
多動性(大人しく座っていることができないなど)
衝動性(あまり考えずに行動や発言をしてしまう)
不注意(忘れ物をする、ケアレスミスをする)
 
教室で大人しくしていられなかったり、忘れ物を繰り返しがちだったりして怒られやすいですが、社会人になってから活躍する人も多いです。
 
 

②ASD(自閉スペクトラム症)

ASDの人は、他人の気持ちの理解が苦手なところがあります。関心を切り替えるのが苦手な面もあります。
 
その一方、自分自身で考える事ができますし、1つの事に熱中できる人が多いです。
 
 

③LD(限局性学習症)

知的な遅れはないにも関わらず、「読む」「書く」「聞く」「話す」「計算する」「推論する」のうちの1つまたは複数に大きな苦手がある状態を指します。
 
学習障害の人は、特定の事だけ出来ません。パソコンやタブレットがある今の時代、いろいろな技術を使って工夫することは出来ます。
 
 
 

「みんなちがって、みんないい」が最も大切

 
あなたと同年代の人達を見回してみましょう。
1人1人顔が違います。1人1人身長が違います。
顔も体格も全く同じ人は存在しません。
 
発達障害は、1人1人の脳の違いの現れです。顔と同じで1人1人違うのですが、極端な得意や極端な苦手のある人が発達障害と言われるのです。
 
発達障害は、決して悪いことではありません。
 
得意をいかすよう工夫する。
苦手をかわすよう工夫する。
周りの人は、得意苦手を承知して上手に寄り添う。
ストレスのなさ、安心感を重視する。
 
そういう姿勢が大事です。
 

2018年6月1日

Posted by たんぽぽ